最近、人生のボートに乗れてない件。

一番最初に紹介するのは

江國香織作:神様のボート」です。

江國香織と言えば、最近では高校生の教科書に「デューク」が載っていて、そこから出会ったのが記憶に残っています。

皆さんの中にも、教科書や参考書に書いてあった作者から「これ、面白そう」なんてなった経験あったんじゃないでしょうか?

この「神様のボート」という作品、江國ワールドが大きく発せられた小説となっているんです。

 

江國香織といえば、人物の心情描写や背景描写がうまい作家だと僕は思っていて、この表現が如何せんなく発揮されている、そんな作品なんです。

 

夫を探しながら街を転々とする母娘。そんな夫を探す術は──。人々とのかかわりとは?一番大切なものとは何なのか?

そんなことを考えさせられる深い作品となっています。「骨までとけるような恋をした」なんて言ってみたいもんです。

多くは語ってもここではあまりネタバレしたくないのが本心何です!

小説のほかにも、DVD、Blue-rayでも出ているのでぜひぜひ鑑賞ください!